マガキCrassostrea gigasとCrassostrea virginicaにおいて高度に保存されたリボソームタンパク質S5,S18,S27,S30
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概要
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マガキCrassostrea gigasの40Sリボソームタンパク質S5, S18, S27, S30に関して、cDNAを単離し塩基配列を決定した。予想されるアミノ酸配列は、いずれもCrassostrea virginica種において明らかにされている配列と高い相同性を示した。S30は、ユビキチン様ドメインと融合遺伝子として転写されており、Crassostrea gigasとCrassostrea virginicaにおいてひとつの転写ユニットであるにもかかわらず、ユビキチン様ドメインとS30領域では、相同性において明らかな違いがみられ、モザイク的な進化が生じた考えられる。発現様式は、それぞれのサブユニットごとに違いがみられ、S27では、閉殻筋での強い発現が認められた。
- 近畿大学の論文
- 2005-09-30
著者
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宮本 裕史
Department Of Genetic Engineering Kinki University:wakayama Prefecture Collaboration Of Regional Ent
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梶原 清高
Department of Genetic Engineering, Kinki University
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梶原 清高
Department Of Genetic Engineering Kinki University
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