マガキチューブリン遺伝子の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
牡蛎(Crassostrea gigas)の外套膜のcDNAライブラリーから単離したcDNA No.15と391はそれぞれ、チューブリン遺伝子との相同性が見られた。完全長のcDNAの単離、塩基配列の決定後、各種後生動物のチューブリン遺伝子との相同性検索を行ったところ、No.15はβ-チューブリンと、No.391はα-チューブリンとそれぞれアミノ酸レベルで90%以上の一致を示すことが明らかとなった。No.15とNo.391の間ではアミノ酸レベルで40%の一致であり、この二つの遺伝子は、軟体動物の分岐以前に分かれたと推測される。
- 近畿大学の論文
- 2005-03-15
著者
-
宮本 裕史
Department Of Genetic Engineering Kinki University:wakayama Prefecture Collaboration Of Regional Ent
-
梶原 清高
Department of Genetic Engineering, Kinki University
-
河野 淳
Department of Genetic Engineering, Kinki University
-
河野 淳
Department Of Genetic Engineering Kinki University
-
梶原 清高
Department Of Genetic Engineering Kinki University
関連論文
- マガキCrassostrea gigasとCrassostrea virginicaにおいて高度に保存されたリボソームタンパク質S5,S18,S27,S30
- マガキチューブリン遺伝子の解析
- 牡蛎(Crassostrea gigas)の新しいアクチン遺伝子