リーフレタス(Lactuca sativa L.)の形質転換系の確立
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
リーフレタスのシュート誘導系とそれを利用した遺伝子導入系の開発を試みた.茎頂組織を材料としサイトカイニンとしてBAを含む培地により液体回転培養した結果,苗条原基を効率よく誘導することができた.得られた苗条原基からは容易にシュートが誘導でき発根させることができた.また,苗条原基に対してAgrobacterium tumefaciensによるGUS遺伝子の導入を試みたところ,選択マーカー(カナマイシンとハイグロマイシン)に耐性を示す個体が得られた.これらの個体から葉を採取し,GUS活性を測定した結果,強い活性を示した.
- 近畿大学の論文
- 2003-09-30
著者
-
秋田 求
近畿大学生物理工学部 生物工学科
-
太田 喜元
Department Of Biotechnological Science Kinki University
-
秋田 求
Department of Biotechnological Science, Kinki University
-
羅 淑萍
Department of Biochemistry, Xinjiag Agricultural University
-
羅 淑萍
Department Of Biochemistry Xinjiag Agricultural University
関連論文
- 遺伝子組換え作物の安全性と倫理的考察
- カイコ細胞質多角体病ウイルス由来ポリヘドリン遺伝子のタバコBY-2細胞における発現
- パセリ培養細胞の防禦応答に対する光強度の影響
- パセリ培養細胞における防禦応答
- 種子感染法によるリーフレタスへの外来遺伝子導入
- リーフレタス(Lactuca sativa L.)の形質転換系の確立
- 植物による異種タンパク質生産
- 培養条件下におけるサツマイモ根の生育促進法について
- タイム(Thymus vulgaris)の培養によるチモールの生産
- 組織培養由来のサトイモの苗質に関する研究
- シグナル伝達系に作用する物質がニンジンのフィトアレキシン蓄積に及ぼす効果
- 植物培養細胞による有用物質生産 : ベラドンナ細胞の還元力制御によるアルカロイド生産
- 2Ia07 スナゴケの生育を促進する微生物(光合成微生物,環境工学,一般講演)
- ヒメツリガネゴケ(Physcomitrella patens)のプロトプラスト誘導条件に関する検討
- 「植物工場技術の研究・開発および実証・展示・教育拠点」掲載にあたって
- 工業生産のための植物バイオテクノロジー