低次元量子スピン系の強磁場ESR : スピンギャップの直接観測(<特集>低次元量子スピン系(無機系・実験)の最近の展開1)
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概要
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低次元量子スピン系の強磁場ESRに関する最近の研究について報告する。ESRによりスピンギャップを高分解能で観測できる事を幾つかの事例を示しながら紹介する。さらにESRで観測するスピンギャップ励起の強度が系のスピンハミルトニアンの異方性や対称性を知るうえで有用な手段であることを議論する。さらに磁化プラトーを示す直交ダイマー系のSrCu_2(BO_3)_2においてESRによって明らかにされた多様な励起状態の構造に関して報告する
- 物性研究刊行会の論文
- 2000-07-20
著者
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