教科「情報」実施初年度生における情報環境の調査及び「情報倫理」科目の全学導入に関する考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2003年度から施行された新学習指導要領の改定により,高等学校では普通教科「情報」が新設された.その新教科「情報」を学んだ初年度の高校生(以下,教科「情報」実施初年度生)が2006年4月に大学に入学してきた.このため,教科「情報」実施初年度生の高校における情報環境や学習効果を把握し,これまで大学における情報リテラシー教育内容の見直や新たな科目の導入などの対策を取る必要がある.そこで,本学2006年度の新入生に対して,教科「情報」の履修状況と基礎情報における習熟度などについてアンケート調査を行った.本稿では,調査結果を報告するとともに,情報教育の授業開発の工夫として,2006年度から全学的導入した「情報倫理」科目について考察する.これを本学今後の基礎情報教育に関する内容の改善に参考にしたい.
- 山陽女子短期大学の論文
- 2007-03-31
著者
関連論文
- プラント機器の基本設計支援のための知識表現モデル
- 女子短大の栄養士養成課程における栄養情報処理教育の試み
- Knowledge Representation and Object Modeling on Machine Element Design for Intelligent Design Support Systems
- 教科「情報」実施初年度生における情報環境の調査及び「情報倫理」科目の全学導入に関する考察
- Weld Joint Model and Representation for Knowledge-Based Design Support Systems