ストレングス視点の活用と展開 : 地域における高齢者の介護予防と生活支援を通して
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概要
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本研究では、ストレングス視点による介護予防と生活支援を、岩手県遠野市のいきがい活動支援通所事業の利用者を対象に試行調査を行った。その際、高齢者のストレングスを引き出す設問や支援方法を「健康・生活支援ノート」として開発し、その活用により実施した。調査は、2003年9月〜2004年1月まで、予備調査としてモデル的高齢者8名のインタビューと4名への「健康・生活支援ノート」の試行を行い、2005年2月〜10月まで無作為抽出による52名の試行調査を行った。アメリカで生まれたストレングス視点を日本の高齢者に適用するためには、試行と改訂が必要であったが、ストレングス視点の普遍性、及び日本の高齢者と地域のストレングスが把握できた。そして、日本の虚弱な高齢者に合わせたストレングス視点による面接方法をまとめることができた。
- 2007-03-02
著者
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