女子短期大学生のアルコール感受性並びに飲酒傾向について
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概要
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若い女性のアルコール飲料に対する感受性(耐性)並びに嗜好傾向などについて調査し,次のような結果を得た。(1)アルコール飲料を好きと答えた者の比率は16%であり,嫌いと答えた者が12.5%であり,あとの72%は飲める程度との回答であった。(2)アルコール飲料を飲める体質であると自認している者の比率は約73%,飲めない体質と答えた者は約24%であった。(3)アルコール飲料を飲んだとき赤くなる体質の者は55%程である。そして飲める体質の人でも赤くなる者が48.8%おり,アルコール好きの者で赤くなく体質は37%であった。(4)アルコール飲料を飲んだとき起こす症状として多くみられることは陽気になる56%,体があつくなる35%,眠くなる34%などであった。(5)アルコール飲料に対する耐性や好みは遺伝的な面もあるが,その他の要因も複雑に関与している。
- 1990-03-31
著者
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