病院における腎臓病患者の摂取食品品目数の解析

概要

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1)ある病院で使用している腎臓病治療食の主にAグループとCグループの摂取食品品目調査を行った。調査時期は2001年10月1日から10月31日の連続した31日間である。2)摂取品目数は全体でAグループは171品目,Cグループは203品目であった。100品目を摂取するのにA,Cグループともに20食,150品目でAグループは50食,Cグループは40食を要した。3)1食平均Aグループは13.7品目,Cグループは13.1品目,1日でAグループは36.2品目,Cグループは35,5品目が摂取されていた。4)摂取された食品はすべてその摂取頻度とともに表で示した。飯はA,Cグループともに食事3回中2回の割合で摂取されていた。次いでA,Cグループともにサラダ油,砂糖,人参等が高頻度で摂取されていて,さらにAでは粉あめが多く摂取されていた。5)摂取食品のABC分析によると,Aグループでは23品目で全体の50%,59品目で75%の摂取頻度がみられた。Cグループでは29品目で全体の50%,69品目で75%の摂取頻度がみられた。6)理論的に摂取される最大食品品目数はAグループで180品目,Cグループで217品目であった。
2006-03-15