年金と老後の生活をめぐって
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概要
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進展し続ける高齢化のもと、年金財源が逼迫しているといわれている。先般終了した2004年の年金改革においては、政策主体が財政の均衡を主眼とした改革案を提出したこともあり、被保険者の関心も、私の年金の拠出と給付の「損得勘定」に集められた。社会保障制度とは国民生活の安定を目指した所得の再分配制度でもある。平均値からは見えてこない高齢者の生活実態から、「ナショナルミニマム」としての基礎年金の確立がもとめられている。それにむけての問題点と課題を整理した。
- 2007-03-31