大規模な動的生命分子ネットワークモデルのグローバルな最適化(セッション5)
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概要
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ダイナミックシミュレーションはタンパク質や代謝物、遺伝子などから成る生命分子ネットワークの動的挙動を解析する手段である。生体内の動的挙動を再現するためには、リバースエンジニアリングの手法を用いて、多数の速度パラメータの値を決定する必要がある。我々はモジュール分割統合法と統計解析技術を組み合わせた最適化手法DIS(Decomposition and Integration with Statistical analysis)を開発した。これと遺伝的アルゴリズム(GA)を組み合わせることによって、通常のGAでは最適化困難な大規模生命分子ネットワークのパラメータ最適化に成功した。さらに、この最適化手法によってグローバルな最適解が得られた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-09-03
著者
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倉田 博之
九州工業大学大学院情報工学研究院生命情報工学研究系
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倉田 博之
九州工業大学大学院情報工学研究院
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倉田 博之
九州工業大学大学院
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前田 和勲
九州工業大学大学院情報工学府
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吉田 圭佑
九州工業大学大学院情報工学研究科
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倉田 博之
九州工業大学大学院情報工学研究科
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