シュテファン・グローテ 「第三の道」を求めて:アルトゥール・カウフマンの法哲学 1
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概要
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2001年4月11日に逝去したミュンヘン大学法学部名誉教授であったアルトゥール・カウフマンは広く弧を張った諸々の関心をもつひとつの普遍的な精神であった。その法学上の活動は刑法学者、刑事政策家、法哲学者という三音響によって刻印づけられている。本書は、「著者自身が理解したよりもよく彼を理解すること」という解釈学上の格律に従ってカウフマンの偉大な思考界を開明し、その長期にわたる思考の運動を把握しようとするものである。この試みにおいてカウフマンの法哲学の全スペクトルのなかでどこに移入され得るのか、そしてどのような精神的諸起源がその思考を鼓舞したのかが可視的なものになる。
著者
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