兩宋時期明州地方官僚體制研究 : 以監當官為中心的考察
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概要
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宋代の州(府、軍、監)県について、州には知州、通判、幕職官、諸曹官、州司、兵官、教授、監当官、県には知県、丞、主簿、尉、巡検、監当官がいる。監当官は監臨監、厘務官とも呼ばれ、基層の工業製造、商業流通、財務出納などを司った。宋代における最基層の職務の一つで、職位は高くないが当時の社会経済生活に重要な役割を果たしている。監税官、監塩官、監酒官、監庫官、監門官、監鎮官などがある。明州、のちの慶元府は唐代中期以後、北方人口の流入と沿海貿易の発展により、対外貿易港としてまた浙東の重要地として発展した。ここは東アジア海域交流において重要な作用を果たしている。
- 2007-03-30
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