高分子化合物の熱分解反応による液化回収反応
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概要
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市販のポリエチレン(以後PEと略記する)を回転攪搾式オートクレーブを使用して,各種充填ガスおよび添加物存在下で加圧熱分解を行い,液状炭化水素を効率よく生成するための基礎的反応諸条件の影響について比較検討し,下記の結果を得た.1)各種充填ガス存在下でのPEの最適液化条件は反応時間5min,充填ガス初圧5kg/cm~2,回転撹拌速度100rpm,反応温度は充填ガスCO,He,H_2を使用した場合は340℃,CO_2の場合は320℃で液化率は87〜90wt%であった.2)添加物としてH_2Oを使用した場合,分解時における局部過熱を抑制し,最高液化率93wt%を得た.また,熱伝導度の大きいスチールボールを使用すると熱媒体として有効に作用し,温度分布が均一になり,低沸点留分が増加した.3)各種充填ガス加圧下における分解生成物の成分には,殆ど変化が認められなかった.
- 2006-03-31
著者
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