カメラ付き携帯電話を活用したメディアリテラシー教育
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概要
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筆者らは,平成11年4月名古屋文理大学情報文化学部発足時から,一貫して「マルチメディア」を中心にした「情報リテラシー」教育に取り組んできたが,近年急速に進歩し,学生達の必須アイテムと化した「カメラ付き携帯電話」に着目し,それをメディアコンテンツ作成時の入力デバイスとして活用した「メディアリテラシー」教育を提案するものである.カメラ付き携帯電話は,手軽な画像入力デバイスであるだけでなく,今後は,パソコンに変わって,テレビ,ラジオなどの受信媒体,ゲームマシン,音楽や映像プレーヤーになる可能性が高いため,それで扱うファイル形式の知識やデータ入出力技術の修得は,デジタルメディア社会における必要不可欠なメディアリテラシーといえる.本稿では,カメラ付き携帯電話で撮影した動画像をとりこんでショートムービーを作成するための具体的な方法と,実際に半期15コマの演習を行う場合のシラバス案を提示した.
- 名古屋文理大学の論文
- 2006-03-31
名古屋文理大学 | 論文
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