助産学における専門用語の修得について : 助産学英語表現法の授業研究
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概要
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専攻科学生の背景やその構成比は毎年異なる.助産学英語表現法の講義を担当して筆者は2年目になるが,1年間で33単位を習得する助産師学生にとって英語を学校で学ぶだけのゆとりは到底なく,その必要性を感じられないとき学生の意欲低下をもたらすと考えた.これまでの専攻科卒業生の経緯をみても,英語が受験科目にある大学院を受験することもなく,そして受験するとしてもそれに見合った英語力がつくだけの内容は7回の講義では無理である.したがって医学英語に親しむためのきっかけ作りになると考えた.少ない講義時間の中で英語力や学習背景の異なる学生が最大公数的に英語を自分のものにする目標が,医学用語を理解することであった。そこで今年も昨年に続き,事前調査を行い学生の背景を考慮したうえで7回の講義を実施し,今年度は学生のコメントを寄せ,次の講義の修正にあたった.今回はこの経過について振り返り,考察を深めた.
- 2006-12-06
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