第3世代ESWL(TRIPTER X-1)による上部尿路結石治療の臨床経験

元データ 1989-02-20 社団法人日本泌尿器科学会

概要

1988年5月より7月にかけて第3世代ESWL(TRIPTER X-1)の臨床治験をおこなったので,その結果を報告した.対象は上部尿路結石の30症例で,ESWLによる治療後1ヵ月のレントゲン撮影で結石陰影が完全に消失した著効例は18例(60%)であった.また5mm未満の残石を認めた有効例は5例(16.7%)で,著効と有効をあわせた有効率は76.7%であった.結石の部位別有効率は腎で72.7%,上部尿管で87.5%であった.また結石の大きさ別の有効率は1cm未満で100%,1〜2cm未満で66.7%,2〜2.5cmでは71.4%であった.副作用として肉眼的血尿,皮下溢血,疼痛,発熱を認めたが重篤なものはなく,また血液生化学上の変化も軽度かつ一過性であった.以上より本装置による体外衝撃波砕石術は問題となる副作用もなく,有用な上部尿路結石の治療法であることを確認した.

著者

川村 直樹 海老名総合病院泌尿器科
吉田 和弘 日本医科大学医学部泌尿器科学教室
西村 泰司 日本医科大学医学部泌尿器科学教室
坪井 成美 日本医科大学千葉北総病院泌尿器科
長谷川 潤 日本医科大学リウマチ科
秋元 成太 日本医科大学泌尿器科
平澤 精一 河北総合
平沢 精一 日本医科大
服部 智任 日本医科大学付属多摩永山病院泌尿器科
山形 健治 日本医科大学
広瀬 始之 日本医大付属第二病院
広瀬 始之 日本医科大
大原 正雄 日本医科大
矢島 勇臣 日本医科大
原 眞 日本医科大多摩永山
原 真 日本医科大学附属多摩永山病院
長谷川 潤 日本医科大学
川村 直樹 日本医科大
渡辺 潤 日本医科大学付属病院
鈴木 央 日本医科大学泌尿器科学教室
本田 了 日本医科大
長谷川 潤 東京泌尿器科医会
廣瀬 始之 日本医科大学泌尿器科学教室
平澤 精一 日本医科大
渡辺 潤 日本医科大学附属病院
川村 直樹 日本医大
秋元 成太 日本医科大学 泌尿器科
西村 泰司 日本医科大学
坪井 成美 日本医科大学北総病院泌尿器科

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