NICTにおけるユニバーサルコミュニケーションのための音声言語研究(研究動向を探るセッション)

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概要

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ユニバーサルコミュニケーション技術とは、あらゆる利用者がネットワークに接続されたコンピュータなどの機器と自然にコミュニケーションするための技術である。筆者らのグループでは、だれが、いつどこで、どのように、何語で話しても、イントネーションや表情、ジェスチャーなどの非言語情報を考慮しながらことばを核とした自然なコミュニケーションができる技術の確立を目標に、2006年4月よりNICT (情報通信研究機構)の第2期中期計画の研究プロジェクトとして活動を開始した。さらに、具体的には、この目標に向けて、音声対話システム技術の研究開発、さらに、これまでATRで行ってきた音声翻訳技術の研究開発をユニバーサルコミュニケーション技術の重要な要素技術として位置づけて研究を進めている。本稿では、本プロジェクトのねらい、アプローチ、体制などについて紹介する。
社団法人情報処理学会の論文
2007-07-20

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