欠測値に対応した非線形因子分析の方法(教育I)
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概要
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因子分析はテストデータの分析に伝統的に利用されている手法であるが, 変数間の線形の関係のみを分析の対象としている.変数問の非線形の関係を分析するために, スプライン関数によって変換された潜在変数(因子)によって観測変数の期待値(または位置母数)が表現されるモデルとその計算方法を提案する.潜在変数を離散近似することにより数値的な取り扱いが容易になり, MAR(Missing AtRandom)の仮定のもとでの欠測値への対応が容易となる.共通受験者の存在しないテスト得点の比較を, 他の科目得点の情報を用いて行う応用例を示す.
- 日本行動計量学会の論文
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