熱帯地におけるHIV感染症の臨床科学研究
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概要
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HIV感染の免疫に関する膨大な量の研究データがこれまでに蓄積されてきたが,HIV流行がより深刻な熱帯地において実施された臨床科学研究は限られている。これらの地域に流行するHIV株は,欧米諸国の株とは異なっていること,また異なる遺伝子背景を有する宿主群に感染した場合のウィルスと宿主の相互関係は異なることが予想される。本代表研究者は,HIV感染の臨床科学研究に応用することを目的に,タイ国北部ランパン県に位置するランパン病院をベースに,HIV感染者およびその配偶者を対象にしたコホート研究を運営・維持してきた。今回の共同研究では,同コポートに関連する1)HIV特異的細胞傷害性T細胞(CTL), 2)タイ国における抗HIV薬に対する薬剤耐性変異に関する臨床科学研究の更なる発展を目指すことが目的である。
- 長崎大学の論文
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