科学技術文献の解析・可視化における辞書の活用について(<特集>第15回(2007年度)年次大会(研究報告会&総会))
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概要
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独立行政法人科学技術振興機構(JST)では、科学技術文献検索サービス「JDream II」の検索結果を出現頻度の経年変化や類似度の分析を行い,利用者に提供する「解析・可視化機能」の開発を進めている。JDream IIには出典がはっきりした文献データ約4,000万件を搭載しており,そのうちの2,300万件については,JST自らが抄録,索引語を付与している。今回は、現在のJDream IIに搭載されている分析機能である「頻度分析機能」を説明した上で,解析・可視化機能の概要や機関名辞書を用いた解析可視化機能の分析精度向上の工夫や今後の課題についてご報告する。
- 情報知識学会の論文
- 2007-05-25
著者
-
坂内 悟
(独)科学技術振興機構
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坂内 悟
独立行政法人科学技術振興機構
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甲田 彰
独立行政法人 科学技術振興機構 情報提供部新サービス開発課
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甲田 彰
独立行政法人科学技術振興機構情報提供部営業推進課
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