知的財産と南北問題(知的財産関係,一般)
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概要
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特許制度は,発明を公開する見返りに一定期間独占権を発明者に付与することによって,産業の発展を促進し,社会への貢献を行なう制度である。しかしながら,今日の複雑な国際関係のもとでは,逆に社会に対する阻害要因となる場合がある。本稿では,エイズ薬の製造に関する問題や鳥インフルエンザの事例を取り上げ,特許権者の利益と社会全体の公益とのバランスについて,南北問題と絡めて述べている。また,標準規格に係る必須特許に関する強制実施権のあり方についても述べている。
- 2007-05-18
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