技術標準とパテントプール
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概要
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MPEG-2, DVD,第三世代携帯電話(IMT-200)等では技術標準に係る特許権者が多数存在するため,ライセンサー及びライセンシーの利便性を考慮してパテントプールを形成し,標準規格に係る必須特許のライセンスを行っている。本稿では,MPEG-2, DVD, IMT-2000のパテントプールについて説明し,それぞれが抱える課題を明らかにしている。更に,個々にライセンスを行う場合とパテントプールを介したライセンスを行う場合についてライセンス料を比較し,ライセンサーあるいはライセンシーのパテントポートフォリオの強弱により,パテントプールを介したライセンスの得失を明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-16
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