日見夢大橋のデザイン : タワーと橋脚の一体感をめざして
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概要
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日見夢大橋は、九州横断自動車道長崎大分線の起点である長崎ICから4kmに位置している。橋の中央支間の長さは180mと国内でも最大級の3径間連続エクストラドーズド橋である。本橋は、エクストラドーズド橋に波形鋼板ウェブを採用した世界初の橋梁である。また、下部には日見バイパス、国道34号が通り多くのドライバーの視点も多い。周辺には傾斜地に住宅が建ち並び、日常の景観の一部となる。上記を踏まえて、谷をわたる美しく、しなやかな橋のデザインを目指した。特にエクストラドーズド橋の特徴である、高さの低いタワーとその下の橋脚の一体感のあるデザインを重視し、橋脚とタワーの融合した造形美を追及した。多数のスケッチの検討からの、デザインプロセスを含めて記す。
- 日本デザイン学会の論文
- 2007-03-30
著者
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