フランス近代国家形成における学校の制度化と国民統合 : 七月王政・第二共和政期を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
はじめに, 第一章 七月体制安定化としての教育編成, 第一節 公初等教育改革と社会の階層的構造化, 一 ギゾー法と民衆精神の統合, 二 ギゾー法以後の補充措置, 三 諸教育改革の結果, 第二節 「中等教育の自由」の獲得闘争, 一 教会と「中等教育の自由」, 二 「教育の自由」をめぐる論争状況, 第三節 資本主義の発達と教育改革, 一 産業化の要請と民衆教育の実態, 二 産業化と職業教育の実態, 第二章 第二共和政期の教育改革の両極性, 第一節 カルノーの共和主義的教育改革の理念的大胆さとその挫折の背景, 一 カルノー法案と「教師の共和国」建設, 二 カルノー法案への教権擁護的反動, 第二節 ルイ・ナポレオン大統領下の共和政と教権擁護的教育改革, 一 ファルー法の成立背景, 二 立法議会での論争状況, 三 ファルー法の内容と特徴, おわりに
著者
関連論文
- フランス近代国家形成における学校の制度化と国民統合 : 七月王政・第二共和政期を中心に
- トクヴィルの「地方の自由」論-『旧体制と革命』を手がかりに-
- 教育闘争と知のヘゲモニー : フランス第三共和政期を中心に
- フランス近代国家形成と知の権力性の集権的制覇 : 第二帝政期における教育闘争をめぐって
- 学校の制度化力学と教会・国家 : 復古王政期を中心として
- レジ-ムの近代化過程における学校・教会・国家--フランス革命期から第1帝政期まで (18世紀の革命と近代国家の形成)
- トックヴィルの「文学的政治学」論 : 一八世紀フランス・インテリゲンツィアの一考察
- ラムネーの「地方の自由」論
- アンシャン・レジームにおける権力体系の変容と「後見政治」の構造化 : トックヴィルの「行政的専制」国家解剖を中心に
- トックヴィルと政治文化の変容(1986年春季(第73回)大会報告レジメ)