絵本と音楽 -子ども図書室での学生による発表を通して-
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概要
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絵本に音楽を付ける活動を「音楽理論及び演習II」の授業で行い、出来た作品を有志の学生が子ども図書室において子ども達の前で発表した。その発表作品の内容から、絵本に音楽を付ける活動は、レベルの違いはあるものの、小学校音楽科の音楽づくりでも行われるイメージを音にする活動と同様の内容であり、今後も続ける必要性を感じた。今回の発表作品は、「テーマとなる一つのメロディーを作り、そのメロディーを絵本の登場物のイメージに合わせて変化させる」、「絵本の登場物や場面をイメージさせるような音楽や音を演奏する」のどちらか又は両方を用いて音楽が付けられていることが明らかになった。そこでこの方法で絵本に音楽を付ける活動をするにあたって、授業における今後の課題を示した。更に、音・形・色・動きの関わりとイメージについての考察も今後の課題となった。
著者
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