韓国と日本における「美術科」学習指導要領の比較研究 : 韓国の第1次教育課程と日本の昭和26年版学習指導要領を中心として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
韓国と日本の公教育において戦後初期に行われた「美術科」を様々な観点から総合的に比較する研究の前段階として整理しておく必要があると思い,本研究に取り組んだ。両国における初期の「美術科」学習指導要領は,学校教育における現代的な意味での「美術科」教育がどのような形で始まったかを知る一つの資料として重要な意味を持つと考えられる。具体的には,小・中学校における韓国の第1次版美術科教育課程(1954)と日本の昭和26年版図画工作科学習指導要領の内容を詳細に比較し,そこから見られる類似点,相違点を明確にすることである。
- 2007-03-31
著者
関連論文
- 美術科学習指導要領と美術教育研究の動向における相互の関連性について : 「 基礎・基本」「生活」「造形遊び」を中心として
- 韓国と日本における「美術科」学習指導要領の比較研究 : 韓国の第1次教育課程と日本の昭和26年版学習指導要領を中心として
- H.ガードナーのMI理論のアジアにおける受容と展開 : 中国,韓国,フィリピンの比較分析
- 韓国と日本との学習指導要領の比較からみた「毛筆による文字教育」