氷物性と新しい惑星物質科学(<特集>氷物性と新しい物質科学)
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概要
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日本の氷物性の研究者が,いまフロンティアを再発見しつつある.かつて日本で大きな発展を遂げた「雪の科学」は,いわば気象学と不可分の存在であったが,70年の後に再び発展しつつある「氷物1生の科学」は,惑星科学と不可分の関係にある.宇宙空間から惑星内部にわたる多様な惑星形成・進化の場には,極低温から高温,また真空から超高圧までの,あらゆる外傷条件が存在する.惑星形成・進化の傷では,また起こる現象の時間スケールも非常に幅広い.氷を主成分とする惑星物質は,この多様な条件に対応して,実に多様な性質を示す.本特集によって,その意味を読者に問う.
- 日本惑星科学会の論文
- 2007-03-25
著者
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