PSK : 生体の生物活性を修飾するマルチ薬剤
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
PSK (protein-bound polysaccharide K) is a biological response modifier, which has been approved and is widely used in Japan. Several randomized controlled trials and meta-analyses very favorably and convincingly evidenced that PSK is effective in immunochemotherapy combined with fluoropyrimidines for treating gastric, colorectal and small cell lung cancer patients. The immunopotentiation of PSK is based on 1) product inhibition or neutralization of immunosuppressive substances associated with surgical invasion or cancer progression, 2) product induction of various cytokines, 3) activation of effector cells such as lymphocytes and natural killer cells, 4) direct action on cancer cells, and other mechanisms reported. In a chemically induced mouse model of inflammatory bowel disease and colorectal carcinogenesis, we recognized that PSK has dual antagonistic effects on inflammation and carcinogenesis. Further studies will help us to elucidate unknown effects of PSK.
- 福岡歯科大学学会の論文
- 2006-12-25
著者
関連論文
- DP-095-8 マウス潰瘍性大腸炎モデルにおけるPSKの抗炎症および腫瘍抑制効果(第108回日本外科学会定期学術集会)
- SF-094-2 大腸手術における腹腔内結紮・縫合での吸収糸使用はSSI減少に寄与するか?(第108回日本外科学会定期学術集会)
- DP-183-5 非小細胞肺癌におけるEGFRおよびリガンド発現の意義(第107回日本外科学会定期学術集会)
- DP-145-6 大腸,直腸癌におけるSmac/DIABLO発現と臨床的意義に関する研究(第108回日本外科学会定期学術集会)
- 消化管手術における多施設SSIサーベイランス : 特に手術手技に関する解析
- P-1-260 大腸癌におけるアポトーシス関連分子発現と臨床的意義に関する研究(大腸癌基礎2,一般演題(ポスター),第64回日本消化器外科学会総会)
- HP-031-4 PSKのDSSマウス大腸炎モデルにおける潰瘍改善効果はプレバイオティクスを介している可能性がある(大腸がん(基礎研究1),ハイブリッドポスター,第109回日本外科学会定期学術集会)
- 日本外科学会が主導する臨床試験の実施に向けて(講演まとめ, 臨床研究セミナー, 第2部外科臨床研究の実践)
- O-3-11 SSIにおけるセプラフィルムの影響 : 消化管手術多施設SSIサーベイランス(感染症,一般演題(口演),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- DP-068-8 消化管手術における多施設SSIサーベイランス : 絹糸を用いない手術はSSI減少に有用か?(第107回日本外科学会定期学術集会)
- CR-2-2 SSIなど周術期管理について(第107回日本外科学会定期学術集会)
- 1108 右結腸を内容とした巨大鼠径ヘルニアの1例(ヘルニア2,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 0591 直腸GISTが疑われた会陰部Solitary fibrous tumor(SFT)の一例(大腸悪性15(GIST),一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 0346 ヒト大腸・直腸癌における紡錘体チェックポイント蛋白BubR1の発現に関する研究(大腸癌診断1,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 0342 大腸癌におけるBrg-1発現の意義について(大腸癌診断1,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 潰瘍性大腸炎モデルにおける1, 2-dimethylhydrazine (DMH)誘発大腸癌とPSKの抑制効果
- 大血管合併切除により完全切除し得た後腹膜悪性腫瘍の検討
- 肝細胞癌におけるMKP-1発現の生物学的意義に関する研究(第105回日本外科学会定期学術集会)
- 大腸, 直腸癌における galectin-3発現と臨床的意義に関する研究(第105回日本外科学会定期学術集会)
- アンケート調査からみた直腸癌に対する側方郭清の現状と今後の課題(第105回日本外科学会定期学術集会)
- PSK : 生体の生物活性を修飾するマルチ薬剤
- OP-1-141 化学療法を施行した進行・再発胃癌症例の予後因子の評価(胃1)
- PS-116-5 大腸癌におけるmicrosatellite instabilityの臨床的意義 : 特に高齢者大腸癌について
- PS-115-5 乳癌におけるFancJ発現の生物学的意義(PS-115 ポスターセッション(115)乳腺:基礎-4,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PS-183-1 胃癌・大腸癌に対するPSK(クレスチン)免疫療法の有効性を向上させるための標的遺伝子および臨床試験におけるバイオマーカーの探索(PS-183 ポスターセッション(183)免疫-2,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PD-2-1 遠隔転移合併大腸癌の治療方針を決定する際にPET-CT検査が有意義である(PD2 パネルディスカッション(2)遠隔転移合併大腸癌に対する治療アプローチ,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PS-192-3 食道癌に対する外科的切除成績の46年の変遷とハイリスク患者に対する二期手術の意義(PS-192 ポスターセッション(192)食道:悪性・手術,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PS-165-1 大腸癌におけるDNA修復因子FANCJ発現の臨床的意義(PS-165 ポスターセッション(165)大腸:基礎-3,第111回日本外科学会定期学術集会)
- SF-083-4 胃癌腹膜播種に対するS-1+Docetaxel化学療法と外科手術のタイミング(サージカルフォーラム(83)胃:化学療法,第111回日本外科学会定期学術集会)
- SF-040-5 胃癌の進展における慢性低酸素環境とDNA修復遺伝子Rad51蛋白発現の生物学的意義(SF-040 サージカルフォーラム(40)胃:基礎-2,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PS-192-5 食道癌に対する結腸を用いた再建術における工夫 : 二期的再建ならびに血管吻合の付加(PS-192 ポスターセッション(192)食道:悪性・手術,第111回日本外科学会定期学術集会)
- PS-156-4 cT4食道癌に対する術前化学放射線療法+手術と根治的化学放射線療法の有効性に関する比較検討(PS-156 ポスターセッション(156)食道:悪性・集学的治療-2,第111回日本外科学会定期学術集会)
- がんとニオイ : がん探知犬を用いた検討
- ニオイによる癌探知
- SF-103-1 消化器外科手術における合成吸収糸使用の手術部位感染抑制効果に関する多施設共同並行群間無作為化比較試験(SF-103 サージカルフォーラム(103)周術期管理-2(SSI),第112回日本外科学会定期学術集会)