プレースメント用リスニングテスト改善報告
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概要
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05年に開発したプレースメント用リスニングテストを05年秋学期と06年春学期に実施し、留学生の日本語レベルの識別に利用できるかどうか検証した。その結果、機械的に適用するには無理があるが、参考データとして、特に会話力が弱いと思われる学生をどのレベルにするか判断する上で有効であることが分かった。検証作業では「古典的テスト理論」だけでなく「項目応答理論」に基づく分析を行い、テストの信頼性と妥当性を高めるための改善点を洗い出した。本稿では改善版の開発報告と試行結果の評価も合わせて行う。
- 関西外国語大学の論文
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