組込み機器向け仮想Linux環境の構築(仮想化技術)
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概要
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組込みLinuxに任意のプログラムをインストールすることで、組込み機器の利便性が向上するものの、その反面組込み機器の信頼性が低下するという問題がある。特に任意のプログラムにより、Linuxカーネルのセキュリティホールを突かれてしまうと、ビルトインのプログラム実行環境も含めてシステム全体が停止してしまう可能性がある。そこで本論文では、UML(User Mode Linux)を用いた仮想Linux環境を構築し、任意のプログラムは仮想Linux環境上で実行させることで、ビルトインのプログラム実行環境を保護することを提案する。更にUMLの小型化・高速化の改良を図ったので、その手法と評価結果を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-01-22
著者
-
佐藤 直樹
Necシステムプラットフォーム研究所
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朝倉 義晴
NECシステムプラットフォーム研究所|兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科
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稗田 諭士
NECシステムプラットフォーム研究所
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千嶋 博
Nec研究企画部
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朝倉 義晴
Necシステムプラットフォーム研究所
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