6.植物DNAにおける紫外線UVB損傷の制限酵素による検出法の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
特定の塩基配列を認識し,この部位を特異的に切断するという制限酵素の特性を利用して,紫外線UVB曝露によって生じるDNA損傷を簡便に検出する方法を開発し,植物(イネ)DNAへの適用を検討した。UVBを照射したイネの幼苗から抽出したDNAを,認識配列にTT配列を含む制限酵素PshBIで処理後アガロース電気泳動により分画すると,制限酵素処理による消化がUVB照射線量に比例して阻害されたことを示すDNA泳動パターンが得られた。
- 2003-03-31
著者
関連論文
- シロイヌナズナにおける組織培養形質のエコタイプ間差異
- O-3 UVB誘発染色体異常、姉妹染色分体交換形成におけるDNA helicase、topoisomeraseIIの役割
- P-40 染色体異常形成におけるG_2期修復の役割
- バイオドシメトリ III. 全身被曝におけるバイオドシメトリ 4. 染色体異常によるバイオドシメトリ
- 6.植物DNAにおける紫外線UVB損傷の制限酵素による検出法の開発
- イネ幼苗における低温ストレス応答に対する遺伝的機構
- 「第5回国際染色体シンポジウム」開催報告(サテライトミーティングを終えて)
- コメット・アッセイ : 放射線によるDNA損傷と修復 : シンポジウム : III. コメット法, その変異原性試験としての展望
- S3-序 コメット・アッセイ : 将来展望(序論にかえて)
- カンサイタンポポとセイヨウタンポポの雑種形成
- 高等植物細胞における染色体DNA複製パターン
- 5. 小核測定によるバイオドシメトリ