東学党系水雲教の真宗大谷派への帰属と抵抗
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
この小論は,朝鮮日帝時代の宗教統制の一つとして,1937年に東学党系水雲教に対しての官憲の弾圧の一面を明らかにしようと試みたものである。弾圧の結果,水雲教は閉止させられ,そのまま日本の真宗大谷派東本願寺の末寺となるべく,強制転宗を強要されることになった。内外の資料をもってこの周辺の問題の整理を試みた。それによると,内鮮一体化,文化統治策の中にありながら,偽装改宗であるが,何故真宗大谷派であったのかという問いに対する答えの一端が明らかになった。
- 2006-03-31
著者
関連論文
- 東学系水雲教『水雲教真理』の和訳と研究 : 日帝時代における真宗大谷派への帰属と抵抗に関連して
- 東学党系水雲教の真宗大谷派への帰属と抵抗
- 東学党系水雲教の真宗大谷派への帰属と抵抗
- 東学系水雲教『水雲教真理』の和訳と研究--日帝時代における真宗大谷派への帰属と抵抗に関連して
- 小品系般若経における授戒