「経営構想論」の構想 : ソフトシステム方法論からのアプローチ
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概要
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本論文は,「経営構想」を,木村敏のアクチュアリティ論とイギリスのP.Checklandの「ソフトシステム方法論:SSM」をベースにして,方法論的観点から考察したものである。特に従来の「構想力」の文献のアポリアであった,主観/客観やパトス/ロゴスの統一の手掛りcueを,「思いのモデル」というM.ウェーバーの理念型を再解釈したアクチュアリティの表出モデルに求め,それを媒介にして方法論的にこのアポリアを解決しようとした。そのことによって,日本独自のコト的発想による「行為の立場」に即した経営構想論を提案するものである。
- 2006-09-25
著者
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