オブジェクト毎にセキュリティ制御可能なtaintモデルのRuby言語への実装について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年,セキュリティモデルを供えたプログラミング言語が様々な発表されている.主なセキュリティモデルとして,sandboxモデルやtaintモデルがある.これらのセキュリティモデルは単純なオブジェクトやシステムを保護するためには有効に機能する.しかし,複雑化するシステムに対して,このようなセキュリティモデルだけでは不十分であると考える.本論文で提案するセキュリティモデルは,それぞれのオブジェクトがメソッドを通じて受け入れるオブジェクトについて,自律的に自分にとって安全かどうかを判断し,安全である場合だけ受け入れる仕組みである.また,安全であるかどうかの判断や,安全にするための方策はクラス設計者が定義できるという特徴を持つ.
- 2006-12-08
著者
関連論文
- 高専入学直後の学生に対する情報化社会に関する講義とその試験方法について(インターネットと情報教育-シングルセッション,インターネットと情報倫理教育,一般)
- 高専入学直後の学生に対する情報化社会に関する講義とその試験方法について(インターネットと情報倫理教育-シングルセッション,インターネットと情報倫理教育,一般)
- 改良taintモデルに基づくオブジェクト指向言語を用いたアプリケーション開発
- オブジェクトごとにセキュリティ制御可能なtaintモデル
- 校内LANの現状 : 構成変更についての報告
- オブジェクト毎にセキュリティ制御可能なtaintモデルのRuby言語への実装について
- オブジェクト毎にセキュリティ制御可能な taint モデルの Ruby 言語への実装について
- ヘテロなクラスタ環境に適した並列誤差逆伝搬アルゴリズム(数値計算2)
- 高専入学直後の学生に対する情報化社会に関する講義とその試験方法について(インターネットと情報教育-シングルセッション,インターネットと情報倫理教育,一般)
- 10-213 携帯端末からCMSを用いたe-ラーニング授業の試み((13)e-ラーニング,口頭発表論文)
- 情報資産間の依存性を考慮した情報リスクセスメント法(サービス管理, ビジネス管理, 料金管理, 及び一般)
- 情報資産間の依存性を考慮した情報リスクセスメント法(5月13日, サービス管理, ビジネス管理, 料金管理, 及び一般)
- 欠落ロジック構造と動的ロジック補完機構による情報要素制御
- n-gram によるOCR誤り検出の能力検討のための適合率と再現率の推定に関する実験と考察
- OCRの誤り検出における2重マルコフ連鎖の一般的な能力の検討
- 文脈自由文法上のある非文訂正技術を用いたOCR出力後の誤り検出
- 文節文法を用いたイメージスキャナの読み取り結果の誤り検出
- Moodleの基本機能を強化したeラーニングシステムfs_moodleの開発
- 確率文脈自由文法が持つ解析木の生成数抑制能力に関する検証
- 確率文脈自由文法が持つ解析木の生成数抑制能力に関する検証
- 確率文脈自由文法におけるk best parser における妥当なkの検討
- 構文解析上の自由度をもった非文訂正法の一提案