子育て支援における援助初期の面接技法に関する考察(事例編) : 保育ソーシャルワーク試論(2)
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概要
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本論文における理論的基盤は、『神戸親和女子大学福祉臨床学科紀要』(創刊号、2004年)で示した。本論文の目的は、解決志向型の家族ソーシャルワークに基づく子育て支援の実践事例を提示し、その理論的基盤や有効性を深化することにある。本稿における事例では、援助初期の面接場面における、(1)問題のノーマライジング、(2)問題の外在化、(3)問題パターンのトラッキング、(4)問題の例外探しの4つの技法に焦点を当て、親の子育てに関する困難にいかにして援助するのかを示している。これらの技法が親とのパートナーシップ形成に有効であることと、これらの技法が保育士にも習得しやすいことが明確になった。
- 神戸親和女子大学の論文
- 2005-03-31
著者
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