30〜60代の有配偶者女性の性交回数にかかわる要因の検討
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概要
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性交回数の減少の要因が,加齢という身体的要因のみではなく,妻が結婚や性に対してどのように感じているのかの認識的要因もかかわっている可能性があるのではないかと考え,30〜60代の有配偶者女性を対象に,性交回数に関連する要因の検討を行った。今回,性交回数に関連するものとして年齢のほかに身体的項目(簡易更年期指数,***の減退の有無),これまでの性に関する認識的項目(嫌でも応じた性の有無,性の快感の程度,性の満足指数),結婚と性の考えに関する認識的項目(結婚の満足感,夫との性の考えの一致)との分析を行った結果,性交回数に最も影響があったのは「性の満足指数」で次いで「年齢」であったことから,性交回数には,加齢という要因より現在の性の満足感が性の能動性に関連することが明らかとなった。
著者
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