少年法改正とエビデンス・ベイスト・ポリシー(I 課題研究 最近の刑事政策関連立法・施策における政策形成過程の再検討-エビデンス・ベイスト・ポリシーの発想に基づいて)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2000年,国会で議員立法によって改正少年法が成立した.本稿はこの少年法改正について,いかなる根拠に基づいてどのような成果が唱えられて改正にいたったのか,エビデンス・ベイスト・ポリシー(エビデンス・ベイスト・プラクティス)との関連から考察する.次に,改正後の変化に関し,「移送」を取り上げ,エビデンス・ベイスト・ポリシーを生かしうる調査の提言を行う.最後に,2005年に国会へ提出された少年法改正案について,どのようなエビデンスに支えられているのかについて焦点を絞った検討を加えるものである.
- 日本犯罪社会学会の論文
- 2005-10-18
著者
関連論文
- 少年非行(犯罪研究動向)
- 少年法改正とエビデンス・ベイスト・ポリシー(I 課題研究 最近の刑事政策関連立法・施策における政策形成過程の再検討-エビデンス・ベイスト・ポリシーの発想に基づいて)
- 日本における喫煙問題の構築(「構築主義の挑戦-日米誌上シンポジウム」)
- 「構築主義の挑戦-日米誌上シンポジウム」の趣旨
- 構築主義社会問題研究と犯罪社会学(解釈学的社会学理論の犯罪社会学への応用)
- スウェーデンの犯罪と犯罪学
- ある強盗殺人事件の研究 : 「大高緑地アベック殺人事件」(1980年代の少年非行-何が変わったか-)
- 「学校内非行」河野重男監修,山村健・高橋均共著
- 河野重男監修, 山村 健=高橋 均 共著, 『学校内非行』, A5判, 368頁, 3,500円, 教育開発研究所, 昭和61年
- 性犯罪者の家族に関する研究 (藤本哲也先生古稀記念論文集 )