アドホックセンサネットワークにおけるトラヒック量を考慮したTDMAスロット割り当て手法とその評価(セッション9:ルーティング(2))

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概要

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本稿では,アドホックセンサネットワークにおいて,データトラヒック量の偏りに応じたTDMAスロット割り当て手法を提案する.提案手法では,筆者らがこれまでに提案した手法に基づいてスロット割り当てを行い,各端末のフレーム長を動的に設定することにより,空きスロットの発生を抑制し,帯域を有効に利用する.また,隣接端末間でトラヒック量に関する情報を交換し,必要に応じて割り当てスロットを移動することによって,トラヒック量に偏りのある環境において,帯域の割り当てを効果的に行う.さらに本稿では,シミュレーション実験を行い,提案手法の有効性を確認する.
2006-11-16

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