研究速報「代数応力モデルと座標回転不変性」
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概要
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Weis and Hutter (J. Fluid Mech. vol.476, 2003, p.63)は代数応力モデルの弱平衡条件として座標回転の不変性を満たすものを提案した.しかしGatski and Wallin (J. Fluid Mech. vol.518, 2004, p.147)はその弱平衡条件は実際の回転流では正しくないことを指摘し,不変性を満たさないが曲率や回転のある流れに拡張した弱平衡条件が望ましいと主張した.本研究では,レイノルズ応力のモデルとしてやはり回転不変性を満たす式が望ましいことを示す.そしてGatski and Wallinの弱平衡条件を再検討し,その条件は実際には不変性を満足し,モデルの回転不変性と矛盾しないことを示す.[本要旨はPDFには含まれない]
- 東京大学の論文
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