(4)強震動による最大変位に関する研究(a.地震防災,2.経常研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
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概要
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1999年9月の台湾集集地震では今までにない長周期の強震記録が取れた。この強震記録の速度、変位を求めると約300cm/s、8mの最大の値を得る。この値は地震の震動中に強震計が僅かに傾いたとし、この傾きを補正することにより得られたものである。この補正方法を従来の振動台により検討するとともに、この台湾集集地震の強震動を再現できる振動台に付いてフィジビリティースタディを行い、3次元ならびの水平1次元の構造物実験では油圧シリンダー振幅増幅機構が実現の可能性があるのではないかとの検討結果を得た。今後は実現性の強い小型水平1方向の振動台に付いて検討を進めることとする。
- 独立行政法人防災科学技術研究所の論文
- 2001-10-30
著者
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