楽しい学習に関する思想の検討
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概要
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本論文は、楽しい学習という言葉がもつ原理的意味の追究を目的としている。真の学習の観点から、楽しさの本質の検討に基づきつつ各思想を評価検討し、学校が子ども自らが事柄を追及する力を失わせてしまうことのないように、楽しい教育の本質を解明する。考察の手がかりとして、エラスムス、ロック、ルソーという教育思想家たちが楽しい学習に関してどのように述べてきたかを辿り、最後にイリッチの学校制度批判から、学校で学ぶあるいは楽しく学ぶということの難しさを明らかにした。
- 2006-12-20
著者
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