秋田市在住の独居高齢者の生活リズムと生活実態 --非独居高齢者との比較から--
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概要
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本研究の目的は, 地域在住独居高齢者の生活リズム, 外出頻度, 趣味と役割の有無と内容, 対人交流の頻度の実態について明らかにすることである. 秋田市在住の独居高齢者23名(平均年齢78.1±2.2歳) を非独居高齢者24名(平均年齢79.6±4.8歳) と比較した結果, 独居高齢者の日常生活自立度は維持されており, 家事等の活動を一人で行っているにも関わらず, 簡易生活リズム質問票による生活リズム同調得点は非独居高齢者に比較して有意に低く, 特に社会的同調が低下していた. 趣味については独居高齢者の多くが持っていたが, 主に屋内で一人でもできる活動がほとんどであった. 役割は家庭内に限られており, 社会的な役割を持っている者はいなかった. 対人交流は維持されていたが, 交流場所は自宅と商店に限られていた. これらの結果より, 地域在住独居高齢者に対する生活の質の把握と生活リズム同調を促進する視点が重要と考える.
- 秋田大学の論文
- 2006-10-31
著者
-
本橋 豊
秋田大学医学部公衆衛生学
-
本橋 豊
秋田大学 医学部 公衆衛生学
-
石川 隆志
秋田大学医学部保健学科
-
本橋 豊
秋田大学医学部健康増進医学分野(公衆衛生)
-
湯浅 孝男
秋田大学医療技術短期大学部
-
本橋 豊
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻 公衆衛生学講座
-
湯浅 孝男
秋田大学医学部保健学科作業療法学専攻
-
本橋 豊
秋田大学医学部
-
石川 隆志
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻作業療法学講座
-
石川 隆志
秋田大学医学部保健学科作業療法学専攻
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