SSLを用いた学校教育現場におけるWWWサーバのアクセス制限システムの試作
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概要
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本研究では,インターネットショッピング等の個人データのアクセス時に使用されるSSLを応用して,WWWサーバにクライアントからのアクセスを制限するシステムを試作した。このシステムでは,閲覧者は特別なソフトウェアを準備する必要がなく,普段自分が使い慣れたブラウザがそのまま使用可能なため,学校教育現場においても比較的簡単に導入が可能である。ここでは,予めアクセスに必要なクライアント証明書をアクセス希望者にのみに配布しておき,クライアントは自分のブラウザにこの証明書をインストールするだけで,暗号化されたWWWページにアクセスが可能になる。この方式では,一般的なパスワード認証等の方法と比較してセキエアな環境を構築する事が可能になり,従来では個人保護の観点から不特定多数の公開が不可能であったWWWページでも公開が可能になり,より学校教育の現場に即した情報提供が可能になると考えられる。
- 香川大学の論文
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