マリー・ホール・エッツの絵本におけるガストン・バシュラール的考察
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概要
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哲学者ガストン・バシュラールは、著書『夢想の詩学』において夢想を現象学的観点から論じている。特に第3章「幼少時代へ向かう夢想」では、幼少期における自由で平和な夢想の創造するイマージュが、我々の記憶の深層に世界のイマージュの原型となって存在し続けると述べている。この論文ではマリー・ホール。エッツの絵本をテキストに採り上げ、エッツの描く世界が孤独な子供の幸福な夢想からつくられていることに着目し、バシュラールの説く夢想の観点からエッツの絵本の世界を分析する。
著者
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