The Selfish Giant にみるシンボリック・イメージ
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概要
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オスカー・ワイルドの童話にはキリスト教の要素が色濃く反映されている。The Selfish Giantにおいても、主人公の大男のキャラクターや物語の舞台、また細部の背景に至るまで、様々なキリスト教に関するシンボリックなイメージが認められる。本論ではこの作品の中心テーマを人類とキリストとの出会いと想定し、物語の諸々の描写を図像学的に読み解くことによって、おもにキリストが人類の罪を背負い、受難に至るという文脈から論じてゆく。
著者
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