個性重視の原則と道徳性の育成とのかかわりについて
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概要
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現行の学習指導要領においても「個性を生かす教育の充実に努めなければならない」と謳われている。この個性重視の原則と、道徳性の育成を重視する道徳教育とのかかわりについては、どうなっているのか。個性とは全ての事柄にかかわるものという原則に立ち、生命への畏敬は人間にとって知り得る対象ではないとする立場から考察した結果、幸福や快適さが人間の求めるものという結論に達した。また、学校、家庭、地域が一体化して豊かな体験に根ざした子育てを行うことが大切で、道徳は「実践」されてはじめて意味を持つという結論にも達した。
- 敬愛大学・千葉敬愛短期大学の論文