道徳教育と問題解決
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概要
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我々の命が一回限りで、はかないものだからこそ、頂いた命への感謝の念も強まる。感謝の心と共に立ち上がるのが自立の心である。自分の命を自分の責任でしっかりと生きるのは当然のことである。自分の命が大切となれば、他人の命も同様であることは容易に想像がつく。そこで思いやりの心が大切になる。その際に、問題の解決ということが、かかわる。解決できる問題とできないものとに、賢明に対処する必要がある。道徳教育が重要とされるのは、道徳的に生きることが社会的に意味を認められる場合である。また問題解決学習についても解決を諦めなくてはならない問題もあり得るので、道徳教育も、問題解決も、現実を重んじた適切な問題の解決が目指されるべきである。