機械視覚に基づいたボリュームデータの画像生成法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、コンピュータグラフィックスにおいて複雑な表面構造を持つ物体の高品質な映像生成のための機械視覚に基づいたボリュームデータの画像生成手法を提案する。本研究では、まずデジタルカメラの幾何特性や色応答特性を述べる。そして、複雑な表面構造を持つ物体表面のボリュームモデル化手法を述べる。次に、カメラ系を用いて実シーン中の物体の表面反射特性をボリュームモデルに対して獲得する方法を述べる。ここで獲得した各種情報から、ボリュームデータの画像生成法を提案する。ここでは特に人物のコンピュータグラフイックス映像の生成を対象とする。カメラ系で計測したデジタル画像から映像化に必要な情報の獲得方法を提案し、獲得情報に基づいて映像化を行う。今回は、実際の人物画像からではなく、シミュレーション画像から得られたデータからボリュームモデルを用いて人の肌やド***などの映像化を行う。
- 2005-06-30
著者
関連論文
- 機械視覚からの情報に基づいたレンダリングアルゴリズムの開発(研究A,2004年度長野大学地域研究・一般研究助成金による研究報告)
- 機械視覚に基づいたボリュームデータの画像生成法
- オブジェクト指向モデルに基づいたシームレスな教育フレームワークの試作