CADを用いた近世ドレスの再現
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概要
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近世西欧の衣裳、なかでもローブ・ア・ラ・フランセーズを再現することは、服装史ばかりでなく製作技術や被服材料との関連で興味がもたれている。本研究では、まず、時代的背景とミシンの開発との関係を検討した。つぎに、この再現に対してアパレルCADの技術を用いた場合、どのような手順があるか、それぞれでの問題点抽出、および問題点の解決方法を検討した。さらに、製作物をもとに製作経過を検討した。原資料の図面をスキャナで読み込み、アパレルCADで着用対象者用のパターンに変換した。プロット出力したパターンをもとにドレスを製作した。ポンパドール夫人の肖像画などの原資料において、体形やサイズが明示されていないため、種々の困難があったが作品を完成させることができた。
- 和洋女子大学の論文
- 2006-03-31
著者
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