視線量の多少が印象形成に及ぼす影響
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概要
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二者会話中の一方の相手に対する視線量の多,少が観察者に与える印象を検討した。実験計画は2(視線量)×2(性)×2(刺激人物)の混合計画。刺激人物に対する被験者の評定を因子分析し,各因子得点に分散分析を施した。第1因子は視線量が多い時に,暖かく好意的であると見られていた。視線量多条件で,女性-男性より女性-女性の組合せの方が暖かいという印象が得られていた。第2因子は視線量が多い時に,強気で自信があるという印象がもたれていた。第3因子は対面相手が異性の時により緊張していると見られていた。また刺激人物の視線量が多い時に,対面相手の話に関心・好意を持ち相手と気が合い性的魅力を感じたと認知した。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2004-12-20
島根県立看護短期大学 | 論文
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